建築関連
木造の建築図が多いので、通り芯を使わずに描けないか。
木造の場合グリッドを使って描くことができます。
画面下のステータスの「Gオフ」をクリックし、グリッド間隔を455や910、303などに設定します。
支援メニュー → グリッド原点でグリッドを表示して下さい。領域2点指定で、画面全体ではなく部分的にグリッドを表示します。
一括通り芯で通り芯番号を番号(数字)だけにしたい(X,Yは不要)。
建築メニュー → 通り芯 → 一括通り芯を実行します。
表示されるダイアログの「通り芯記号」を空欄に設定すると番号だけを記入します。
作図した通り芯に別の通り芯を追加したい。
建築メニュー → 通り芯 → 平行通り芯 や 等長平行通り芯を実行します。
作画メニュー → 平行線 や 等長平行線と同じ操作で通り芯を作図できます。

建築メニュー → 通り芯 → 2点通り芯を実行します。
始点指定→終点指定します。作画メニュー → 直線 → 単線と同じ操作で通り芯を作図できます。斜めの通り芯も作図できます。
追加した通り芯に番号を付けたい。
建築メニュー → 通り芯 → 基準線記号通り芯番号を実行します。
番号入力→通り芯選択します。
続けて通り芯を選択すると、番号を1つづつ加算します。
通り芯を消したい。
通り芯の表示だけを消すのなら、建築メニュー → 通り芯 → 通り芯表示状態を実行します。もう1度実行すると通り芯を画面表示します。

通り芯の図形を削除する場合は、建築メニュー → 通り芯 → 通り芯編集状態を実行します。通り芯が選択できる状態なります。この後で削除して下さい。
壁作成のコマンドが複数あるが、どのコマンドが速く描けますか。
芯割り壁の場合、建築メニュー → 壁 → 点列芯割壁作成を実行します。
壁作図位置を順に指定→Enterします。
常駐ダイアログで設定された壁厚で、壁の接合部を自動包絡して作図できます。

外面・内面壁の場合、建築メニュー → 壁 → 点列建築壁作成を実行します。
壁の外面・内面位置を順に指定→Enter→作図方向指定します。
常駐ダイアログで設定された壁厚で、壁の接合部を自動包絡して作図できます。

柱は、建築メニュー → 柱 → 建築柱作成を使うと、柱配置位置の壁との接合部を自動包絡して作図できます。
部屋面積や敷地面積を図面に記入したい。
建築メニュー → 選択面積表記を実行します。
計測する図形選択→文字記入位置指定します。
常駐ダイアログで、uや坪などの単位が指定できます。
建築メニュー → 点列面積表記は、計測する点を順に指定して計測できます。
敷地は描けますか。
ツールメニュー → 敷地作成 → 三斜敷地図,点列敷地図で作図できます。
三斜敷地図は測量データを元に、三斜の数値指定で作図できます。
点列敷地図は境界線位置を連続指定で作図できます。
十字路やT字路の道路は描けますか。
ツールメニュー → 敷地作成 → 道路作成を実行します。
敷地境界線選択→方向指定→道路の始点・終点指定します。
ツールメニュー → 敷地作成 → 道路調整を実行します。
道路線選択→調整範囲選択します。
範囲指定内の道路線を自動切断・伸縮し、十字路やT字路にできます。
ツールメニュー → 敷地作成 → 道路スミキリを実行します。
2本の境界線を順に選択すると、スミキリが作図できます。
取引先からもらった建築図データを開きたい。
データ形式 DWG,DXFの場合
ファイルメニュー → インポート → DWG/DXFで開きます。

データ形式 JWWの場合
ファイルメニュー → インポート → JWW図面(JWW)で開きます。

データ形式 JWCの場合
ファイルメニュー → インポート → JW図面(JWC)/部品(JWK)で開きます。

データ形式 P21,SFCの場合
ファイルメニュー → インポート → SXFで開きます。
紙図面をスキャナーで読み込んで、その上に電気設備を作図したい。
ツールメニュー → スキャナデータ → スキャナデータ貼付を実行します。
画像ファイル指定→貼り付ける位置を領域指定します。

ツールメニュー → スキャナデータ → スキャナデータ実寸化を実行します。
貼り付けた画像の実際の2点指定→指定した2点の寸法入力します。
画像の大きさを実寸に変換します。

画像データの建築図を参照して電気設備図を作図できます。
シンボルを壁に付けるときは、壁をなぞるように線を1本だけ作図して行って下さい。
作成した図面に図面枠を描きたい。
作成した図面を開いておきます。
ファイルメニュー → 図面開く → 図面合成を実行します。
図面枠ファイル指定→Enterします。
開いている図面に図面枠が合成されます。

合成する図面枠ファイルは、開いている図面の用紙サイズ・縮尺率に自動変換します。
自社用の図面枠ファイルを1つ作成しておくだけで、異なる用紙サイズ・縮尺率図面に対応できます。

また、サンプル図面枠ファイルは、インストールフォルダ内の「Draw」フォルダに入っています。